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連載中 :平行線の先

連載中 :平行線の先
■作 :三日月 様
■掲載サイト :空に三日月

■story(サイト様より拝借)

  私の同居人はゲイだ。男しか抱けない。頻繁に相手を持ち帰り、それは皆当たり前に男だ。
  でも、同居人が好きなのは私だ。ゲイなのに、女の私が好きなのだ。
  決して、結ばれることはないのに。

  そんな二人の、甘かったり切なかったり、淡々と過ぎる日々。
  どちらともが何もしなければ、このまま、どこまでも平行線のまま――

■以下感想
 
  しっかりとした構成と、繊細な描写が素晴らしいです。
  こちらの作者様は、本当に文章力が優れてらっしゃる。ストーリーも独創的で、読者を
  とても惹きつけるサイト様です。

  とまあ、ちょっとクリティカルに始めてみたけれど、肩こったわー 笑。
  (あ、でも内容はほんまもんですんで!)
  もうねー、設定が大好きなんです、こちらのお話。(ストーリー展開上、どうしてもBL要素が
  入ってしまうので、どうしても苦手だ、という方はお気をつけ下さいませね。)
  ■story に述べたとおり、『同居人』は女である『私』を愛している。
  彼と私と彼が持ち帰る男の子たち。
  奇妙でけれど静かに凪いだ時間が続いていく――
  読んでいかれるとわかるのですが、「平行線の先」というタイトルがこれほど合う物語は
  ないと思います。 
 
  あと、この文章の語り口もたまりません。
  主要人物は『私』と『同居人』という呼称で表され、
  物語は『私』の視点で語られていく。
  こちらの作者様は、作品ごとに文章の語り口や雰囲気、といったものをがらりと変えられて
  しまうんですが、実はそれってとてもすごいことだと思うのです(藤原はいつもこんな文体でしか
  語れません orz)。 
  普通、文体、というものはどうしたって作者の癖が出てしまうものだと思うんですよ。
  読者は作品を読むことで、その作者の作風や力量までも知ることができる、という
  (まあおそろしい!笑)。
  けれどこちらの作者様は、それらを一切感じさせず、物語を、完璧にその物語の「語り手」
  (この作品の場合『私』、よね)に語らせている。
  言い換えれば、それだけ個々の人物の設定、ひいては物語の設定が成されているともいうことで。
  もう、本当に感服です。
  雰囲気としては、小川洋子さんがお好きな方は、似たような雰囲気を感じ取られるやも?


  内容に進みますと、一言。

  もう、切ないです。

  『私』の『同居人』に対する思いが切ない。
  『同居人』が『私』に向ける想いが切ない。
  彼に「持ち帰られる」男の子たちや、「親友」の想いにも胸が熱くなる。
  『私』と「親友」とのやり取りとか、本気で泣けます。

  現在37話まで読了したのですが、まったく先がわかりません。
  ただ、願わくば彼ら二人が安からんことを。本当に、幸せになってほしいです。

  ものすごくお薦めですので、皆様ぜひ足をお運びくださいませ。



 決して、決して、交わらない

 これは、愛なんかじゃない
 ただの、エゴだ――

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いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
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