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完結 :青空同盟

完結 :青空同盟
■作 :紅和様
■掲載サイト :あきうさぎ

■story(サイト様より拝借)
 
  隣同士、見上げる青い空の向こう。

  学校という狭い場所。そこで少しずつ大人になっていきながら、二人はときどき
  同じ時間を過ごした。
  ――素直じゃない女子と男子の、甘くない恋の物語。


■以下感想
 
 
  ウフフフ、大好きなんですこのお話。
  『青空同盟』を読んでいると、自分の学生時代を思い出します。
  カテゴリとしては恋愛モノとしてもいけるのでしょうが、私としましてはぜひ「青春モノ」として
  感じていただきたく、こちらの方にカテゴライズさせていただきました。

  いいことなしの女子生徒とさわやか優等生の仮面を被った男子生徒のお話です。
  普段ならば3年間すれ違うだけだったはずの二人が、ある時から時折時間を共有する
  ようになる。
  クラスも違う、会話もない。ただ隣同士、青い空を見上げる時間。
  けれどどこかこの空間が心地いい。

  杉田さんと冴島君のやり取りがとても好き。彼らの関係は言葉で言い表せないんですよ。
  友人というほど会話もなく、お互いを知っているわけじゃないけれど、単なる知り合いというには
  この空間が心地よすぎる。タイトルの『青空同盟』がぴったりだと思います。あと、ひらがな刷りの
  目次もとても似合ってる。 

  学校という狭い世界の中で、ああ、自分もこんな風に生活してたなあ、と懐かしくなります。
  このお話の素晴らしい点の一つは、等身大の高校生の物語だということ。
  大きな事件も主人公が特別可愛いという描写があるわけでもない。けれど、
  文化祭前のあの浮き足立ったクラスの雰囲気だとか、屋上の扉を開けた時の開放感だとか、
  つまらない噂だとか、其処には懐かしくて等身大の世界が広がっている。
  私たちが既に通り過ぎてしまったような多感で繊細なティーンズの感性が、主人公の一人称
  に表されていて、自分の高校時代を思い出させてくれます。
  中でも管理人は、やっぱり主人公二人が過ごす屋上での描写が大好きなのです。
  ああ、自分もこんな時間を過ごしたなあ、と。
  具体的にばっちり符合しているわけじゃないけれど、藤原のその思い出の記憶が、
  主人公の中での屋上の時間の位置づけと同じなんですよ。懐かしくて、いとおしい。 
  このお話、藤原の中ではとても『視覚的』なお話です。(雰囲気的には『時をかける少女』に
  近い感覚で迫ってます。)青い空の描写が印象的だからでしょうか。

  あと藤原、冴島君の台詞にお気に入りが多いです。何気に彼策士です、ハイ。
  番外編やら弟くんとのやり取りやらを読んでいると、いかに彼が腹黒なのかが
  わかります 笑。いや、でも一途なんだよね、冴島君!笑。何気にがんばってるよね!
  うん、おねーさんはわかってるよ。
  彼曰く杉田さんと彼は「運命の相手」ということなので、きっとこれからも割れ鍋に閉じ蓋
  カップル(?)として付き合っていくのでしょう。
  あー、番外編とか読みたいなあ♪

  サイト様内には、冴島君の弟君が出てくるお話もあり、とても楽しめます。
  とてもいいお話なので、ぜひ皆様足をお運びくださいませ。


 昼休み。放課後。夏休み。
 ときおり君と共有した。

 並んで見上げたいろんな空。
 きっと。きっと。
 これからもずっと、変わらない。

 
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いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
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