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完結:material sky

完結:material sky
■作:kamisiro 様
■掲載サイト:byablue
       
■story(サイト様より拝借) <シリアス・本編非恋愛> <一部残酷な表現あり>

 高原 霞。女、二十七歳、独身、元広告代理店企画部所属。

 鏡像物質の衝突に巻き込まれ、そのまま乗ってしまった異世界への直行便。
 そこで何の因果か国家間の争いに巻き込まれ、目前に死が迫る。

 知力を使ったサバイバル――果たして、生き残る道は?


■以下感想
 読み応えある、大作です。
 久しぶりに、どっしりとした本を一冊読んだ気持ちにさせられます。

 内容の雰囲気としては、「辛い」です(批判じゃないよ!)。
 なんというか、カテゴリ分けに困ってしまう作品です(結局トリップものとしたのですが)。

 まず、主人公 霞(キャス)の考え方・性格が、良くも悪くも大人です。
 共感できる部分が多かった。

 知らない世界に自分独り叩き落されたら、人はどういう行動・考えに出るか。
 ましてや社会人として曲がりなりにも生きていたような年齢の人間であれば?

 異世界に落とされた人間2人が対照的に描かれているのが興味深いです。
 霞は生き残るため、自身の経験・能力全てで世界に挑む。
 運命とか試練とか、そんなものではなく、己の才覚と知力で生を勝ち取っていく。
 けれど一方で虚無も感じる。
 なんだか人間のあらゆる姿を見せつけられるような、衝動的な作品です。

 全編通して感じるのは流動感。
 まるでその場に居合わせているかのように、ストーリー・人物たちの鮮烈さに魅せられます。
 かなりの長編だけれども、目で追わずにはいられない。
 そして読み終わったあとには重厚感と、なんともいえない深さを感じる。
 彼らの人生を垣間見たような感慨になる。
 いやあ、辛い。
 重い。
 いい。

 あ、あと、シリアスの中にも、コミカルな要素がしっかり入っているのも素敵です!
 笑ってしまうような番外編もさることながら、管理人には殿下とキャスの機知に富んだやり取りが
 たまらんかったです(ほれぼれ)。←知的な会話に弱い管理人。だって本人その要素皆無だから!

 material sky。ぜひご一読ください。


頭上の空。ほころぶ口元。
今も先も。

私は、彼の空の欠片であり続けている。


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いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
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