スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

完結 :人質とあたし

完結 :人質とあたし
■作 :葉山 郁様
■掲載サイト :氷の花束

■story(サイト様より拝借)

  風を切り裂き雲を喰らう、数多の竜が空を埋め、世を賑わしていた頃の記憶も伝説となり
  一掴みの大地に、十と六の国がひしめき合う、戦の大陸アーカディア
  少年は自らの意味を勝ち取るために罪を犯し
  少女は細き腕に抱いた全てを守るために罪を犯した

  剣を捨て言葉を武器として選び取った、舌国ハーミットの帝都で
  限りなき湖面に落とされた一つの出会いの欠片は次々に無数の波紋を生み出して共鳴し
  やがてはこの国全てを揺るがす脈動となる
  今、音を立てて動き出す歴史の中で
  行きかう様々な人々の思いは、どこへと向かうのか――


■以下感想
 
  いわずもがな、超有名サイト様ですね。 こちらの小説、書籍化もなされました。
  結構昔に拝読させてただいたのですが、重厚で、しっかりとしたファンタジーです。
  そしていい意味で人間くさい。
  後半になるにしたがって、徐々にシリアスになっていくのですが、それでも随所に
  ちりばめられた作者様の切れ味鋭いコミカルセンテンスに、管理人打ち抜かれまくりでした。
  思うんですけど、シリアスっていうのは努力次第で書けるようになると思うんです。
  でも、コミカルに関していえば、これはもう本人の才能だよね、というのがワタシの
  自論なんだな。
  そう考えると、ほんとうにすばらしい才能をお持ちですよ、こちらの作者様は。

  登場人物たちもみんな魅力的。
  ちなみに管理人、傭兵隊の皆さんとシド&リフィーラのファンでした。
  んだもんだから、最後のシドのセリフに、リフィーラといっしょにハートを
  ズキュンと貫かれちまいましたv 笑。

  もちろんストーリーも素晴らしいです。
  最後のシーンが、もう、こう目の前に浮かんでくるような感覚。
  時代の息吹とか、変革の足音とかを肌で感じ取れるような、視覚的な小説だと思います。
  視覚的な作家さんって、なかなかプロの方にもいないんじゃないかなあ。
  (もちろんそれが優れているかどうかというのは読者の価値観によりけりですが。)
  読み終わったときは、なんだか全身に鳥肌が立っていたような記憶があります。
 
  揺れ動く時代、革命、知略と葛藤、そういったものを描くことに関して、こちらの作者様は
  天下一品です。
  もうほんと素晴らしいので、ぜひご一読ください。



  ”誘拐犯と人質”
 
  「どちらが被害者なの?」
  「被害者は彼、加害者は――あたし」


  ほら、舞台の幕が上がった。


スポンサーサイト
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
*Recent articles*
*Recent comments*
皆さまからの拍手コメ・コメントetc.の返信です。ありがたや~
*Categories*
*Profile*

藤原コウ

Author:藤原コウ
当ブログへようこそ!

*管理人*
 長らくの放置状態に戦慄を
 覚えている社会人。
 もはや忘れ去られているであろう
 拙宅ですが、歳月を経てぼちぼち
 更新していく所存。
 

*管理人へのメール*

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
*Links*
管理人おススメ、オンノベ関連サイト様。
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。