完結:AEVE ENDING

完結:AEVE ENDING
■作:ミクロメラ様
■掲載サイト:3.96星雲        
         Berry's Cafe版

■story(サイト様より一部拝借) 〈一部残酷な表現あり〉
 
 しめやかに、私を殺して。 

  乱核戦争を経て、なにもかもが死に絶えた荒廃した世界。
  遺伝子にバグが組み込まれた新人類「アダム」。
  彼らは人類の亜種であり病人として『箱舟』に収容される一方、サイコキネシスを駆使し、
  世界を再生する任を課せられていた。

  太陽のない世界。
  青空など願うべくもない世界。 
  そこで出逢った修羅と呼ばれる青年と、落ちこぼれイヴと蔑まれる少女。
 
  罪も贖罪も絶望も赦しも飲み込んで。
  彼らが酌み交わす想いは、やがて世界の呼吸を取り戻す。


■以下感想(少しネタバレと感じられるところがありますので注意!)
 世界はこんなにも、美しい――。
 
  大好きな作品です。
  拝読中、読了後も、涙腺が崩壊してたまりませんでした。

  まず、壮大な世界観に圧倒されました。
  舞台は世界の荒廃が進んだ、未来の地球。人類の亜種である「アダム」という新人類と、
 人間が共存している世界です。
  「アダム」は俗にいう特殊能力をもった人々で、彼らはその能力が覚醒し次第、『箱舟』と
  呼ばれる施設に収容される。其処で出逢った「神」と呼ばれる青年と、落ちこぼれの
  蔑称「イヴ」の呼び名を持つ少女。
  彼らの出会いから、物語は始まります。

  少女と青年をはじめとする、登場人物たちの生き方に心を揺さぶられました。
  主人公二人の、想いの強さにも。 

  憎しみも苦しみも哀しさも慟哭も、すべてを噛みくだいて、それでも渇望してしまう心。
  本当は美しいまでに、本能的な恋。 
  灰色の世界に生まれながら、それと向き合い、必死に生き方を模索する。
  なによりも脆弱で、なによりも強い。 
  儚くも強く強く生きる姿は、泣きたくなるような眩しさで。

  かなしくも清々しい。
  どうしようもなく、いとおしい。

  読み終わったあと、世界が、「生きている」ということが、とてつもなく愛おしいと
  思える作品です。 
  どうぞ、番外編の本当のラストまで読んでみて下さい。


 ねぇ、聞いて。

 「僕に初めて、「生きる」ことを教えてくれたのは、君だということ」

 ――あぁ、
 世界が光に包まれる瞬間、貴方と息絶えてしまいたい。 


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Comment
失礼します。
コメント失礼します。
この話を読んだ方の感想があったので、
思わず書き込んでしまいました。

嫌だったら消してください。


AEVE ENDING 私も読みました。

本編はずっと前に
読み終わっていたのですが、
作者のサイトではなかったので、
番外編、本当のラストはつい先日
読み終わりました。

涙が止まりませんでした。

救いようのない最期。
あれだけ倫子は辛い経験をしたのに。
やっと、安寧の中に居られると思ったのに。
ずっとずっとずっと、穏やかな日々が
続くと思ったのに。

でも、
物語の最後にあったように、
それでも、2人は
幸せだったんだろうと思いました。

自分の全て、何もかもが
愛する人に起因して。

最期まで、2人でいれて。

どうか、あの2人が
永遠に一緒でいられますように。

大丈夫ですよね。
世界はこんなにも優しく、美しいのだから。


長文失礼しました。
*Re:おぎはら様*
*おぎはら様*

はじめましておぎはら様、藤原と申します。
この度は拙宅をのぞいてくださり、また、
丁寧なコメントを送ってくださり誠にありがとうございます。
私もこちらの小説が大好きですので、感想を共有できる方が
いらっしゃってとてもうれしいです。

番外編を最近読まれたのですね。
おぎはら様がそうであったように、
あちらを読んだ時、最後の二人の想いを見た時、
私も涙が止まりませんでした。

あれほどかなしく、やさしい物語は私にははじめてでした。
『AEVE ENDING』に出逢うことができて、本当によかったと思います。

なにやらまとまりなく綴ってしまいましてすみません。
最後になりましたがおぎはら様、この度は本当にありがとうございます。
私も、彼等ふたりがやさしく、美しい世界で共にあれることを
祈っています。

ありがとうございました。

藤原.拝
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いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
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