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完結:Les Romans Français

完結:Les Romans Français
■作:水村 鳴加様
■掲載サイト:冒険コンパス

■story(サイト様より一部拝借)

  親父は馬鹿だった。
  「神は居る!」なんて言って、伯爵に盾つくなんて。

  父親の名誉を守るため、王侯貴族が集まる名門・セルン神学校に入学する
  ことになった庶民のリャン。
  居並ぶ強者に囲まれながら、なんとも一筋縄ではいかない生活。
  その上リャンには、知られてはならない秘密があり……?

  「君…………まさか」

  えせフランスを舞台に主人公が暴れ回る、祈り満つ西欧異世界ファンタジー。


■以下感想
  フランス風の国を舞台にした長編異世界ファンタジー。作者様曰く、邦題は
  「えせフランスシリーズ」だそうです。

  この作品大好きなんですよー!当時すごく夢中になって読みました。今回
  サイト様に再アップされ、ご紹介することが出来て本当にうれしい。
  また何度でも読み返すんだろうなあ。

  主人公と寮長(はじまりの章の時点では寮長なので)の関係がもうたまらなく
  好き。この物語は、進むにつれて舞台やストーリーがそれぞれ変わります。
  彼らの関係も章を追うごとに変化していくのですが、どんな立場になっても
  二人は共にいるのが自然、というのがすごく伝わってきて、その絆に心が
  打たれました。ほんと、アーム・スールなのだなあ。

  とても創りこまれていて、細かな伏線を拾い上げていくのが楽しかった。
  (最終章の後半のタイトルのつけ方なんか、とても小粋ですし!)
  えせフランス風ということで、(作者様も言及されていらっしゃいますが)中世
  フランス――ジャンヌ・ダルクや、ケルトに代表されるような異教とキリスト教の
  せめぎあいを彷彿とさせる要素がふんだんに盛り込まれています。
  そのあたりも藤原にはドツボでした!

  全体にはコメディとシリアス両方の雰囲気。主人公達の軽快なやり取りに笑ったかと
  思うと、彼らの信仰のあり方や一途さに真摯で泣きそうなほどの感動を覚えたり。
  作者様の宗教に対する考え方や主人公達への想い入れを、とても強く感じました。
  「えせ」の設定にもかかわらずリアルなのは、作者様の確たる考えが根底にあり、
  その上でしっかりと作品を創りこんでいるからだと思います。
 
  最後、二人が迎える光に満ちた終わり方は感動もの。
  後日談やパラレルの再アップもとても楽しみです。


 一人ぼっちで淋しい時は、神がいつでも傍に居るんだと思えば良い。
 誰かに感謝したくてたまらない時は、神にありがとうと言えば良い。
 世界が憎くてたまらないなら、神を恨めば良いんだ。

 ほら目を閉じて?

 祈りはいつも、おれ達を支えてくれるためにある。


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いらっしゃいませ。 最終更新日>>2017.02.26
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